実験5

Mem Cool 評価 (Super λ Graphite Sheet) (2003.05.15)

  • Memoryの放熱用Graphite Board 『Mem Cool』の評価を行った。
    『Mem Cool』とは、0.7mm厚のGraphite Board に粘着テープを貼った製品である。
  • ハードウェア
     CPU  Celeron 2.4@3.0GHz
     ヒートシンク  ASUS Terminator 添付品
     MainBoard  ASUS P4SC
     Memory  DDR 200 SDRAM 256MB
     OS  Windows 2000

    環境 (室温:24.6℃)

    • 測定条件:CPU発熱プログラムHEAT1004を12分間実行し、1分ごとにMemoryチップ上面の温度を測定し、 『Mem Cool』の効果を評価をする。(貼り付けは片面のみ)
      12分以降は、未負荷の放熱も測定する。    
    測定結果
    何もないところに『Mem Cool』を貼り付けているのですから、当然の結果といえなくもないですが・・・。放熱面積は「Mem Cool」を貼り付ける事により、約2倍になります。
    熱拡散率とは、1秒間にどれだけの面積に熱が拡がるかというもので、Graphite Sheetは銅の2倍、アルミの3倍の能力がありますから、面方向の熱の移動には効果があり、メモリー間などのスペースの狭いところには特に効果を発揮します。また、放熱特性の目安として良く使われているものに放射率があります。放射率とは黒体を1.0 (100%) としたときの比率として表記され、グラファイトは理想黒体の1に極めて近く(0.9前後、アルミ・銅などは0.3〜0.5)、入ってきた熱を赤外線としてガンガン放射します。
    いずれにしてもPC内の排気を十分に行わないと、どんな素材でも効果が得られないという事になります。