実験3

吸音シート評価 (KC-AM210) (2002.1.20)

  • 吸音シート(KC-AM210)の低減効果を確認する為、次のような簡単な実験をした。
  • 1.PCケースファンのサイレンサー内側にPhoto1の様に吸音シートを貼り付ける。
    2.騒音計を45cmはなれたところに設置し、吸音シートの有無によるノイズレベルの違いを測定する。
  • Photo1
    実験結果
     状態 ノーマル サイレンサー装着 KC-AM210貼付
     ノイズレベルMax(dB)
    50.8
    49.7
    47.9
    Min(dB)
    49.2
    48.2
    46.8
    使用測定器:CUSTOM SL-1370
    ひとりごと
    もともと、このサイレンサーは「ファンの発する高音域を和らげ、静かにします」が商品説明されています。「KC-AM210」を貼り付けることにより、さらに 1.4〜1.8dBの改善が見られました。
    ただし、この実験結果で注意しなければいけないことは、「KC-AM210」を貼り付けることにより排気ファンの風量の低下がありうるという点です。

    「KC-AM210」の良い点は、ある特定の周波数のノイズを吸音するタイプと違い、1250Hz以上は、およそ50%以上(厚さ10mm時)の吸音率を示している点です。
    PCケースに貼り付ける注意点としては、できるだけ全面に貼り付けるということです。ある一面のみ貼り付けた場合は、逆にノイズレベルがあがります。いろいろなテストをした結果、ケース内の底面への貼り付けは、かなり効果があります。

    今回感じたことは、PCケース内で吸音する事と、ノイズの漏れる箇所をできるだけ一箇所(排気ファンなど)にし、そこで風量を確保しつつ、吸音することの内と外の対策が必要だということです。「KC-AM210」は圧縮して遮音材として使用することもできます。厚みが5mmなのはこれが理由です。
    余談ですが、車などのデッドニングにも使用できます。インパネに貼り付けると滑り止めにもなります。といっても、大事なものは置かないでください。


    制振材との併用は、また実験してみたいと思います。